デジタル大辞泉 「五蔵」の意味・読み・例文・類語 ご‐ぞう〔‐ザウ〕【五蔵】 5種の仏典。経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に雑蔵・菩薩ぼさつ蔵、または般若蔵・陀羅尼蔵を加えたものなど。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「五蔵」の意味・読み・例文・類語 ご‐ぞう‥ザウ【五蔵】 〘 名詞 〙① 仏典の総称で、全体を五種に区別したもの。経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に、法蔵部では呪蔵と菩薩蔵、大衆部では雑集蔵と禁呪蔵、成実論では雑蔵と菩薩蔵、六波羅蜜経では般若波羅蜜多蔵と陀羅尼蔵を加える。[初出の実例]「是れ三学を明(あきらむ)る明眼、五蔵を悟(さとる)智鍵也」(出典:梵舜本沙石集(1283)二)② ⇒ごぞう(五臓) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例