交戦者(読み)コウセンシャ

デジタル大辞泉 「交戦者」の意味・読み・例文・類語

こうせん‐しゃ〔カウセン‐〕【交戦者】

交戦国
交戦国の兵力。また、その兵力を構成する個々の人。戦闘員非戦闘員を含む。

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精選版 日本国語大辞典 「交戦者」の意味・読み・例文・類語

こうせん‐しゃカウセン‥【交戦者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 交戦軍。また、それを構成する人々。戦闘員と非戦闘員を含む。
    1. [初出の実例]「交戦者は、害敵手段の選択上無限の権利を有することなし」(出典:陸戦の法規慣例に関する規則(明治三三年)(1900)二二条)
  3. こうせんこく(交戦国)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「交戦者」の意味・わかりやすい解説

交戦者
こうせんしゃ
belligerents

国家間の武力紛争において,戦闘に従事する軍隊民兵および義勇兵団をさす。 1899年にハーグで締結された「陸戦法規慣例に関する規則」第1条では,これらの集団隊長統率のもとにあり,特殊の徽章を付し,公然と兵器を携帯し,戦争の法規慣例を遵守するものと定めている。急速な敵の侵入にあたり編制の余裕のなかった民兵も,法規を守るとき交戦者と認める。交戦者には戦争法が適用され,交戦者が敵に捕えられたとき,原則として捕虜待遇を受ける。

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