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付加価値生産性 ふかかちせいさんせいproductivity of value added

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

付加価値生産性
ふかかちせいさんせい
productivity of value added

労働,資本などの生産過程に投入された生産要素1単位が一定期間 (通常1年) に生み出した付加価値。各企業が生産において新たにつけ加えた価値で,それの国全体の合計国民総生産 GNPまたは国民純生産 (NNP=GNP-減価償却費) である。付加価値を時価で表示するか,固定価格で表示するかによって名目付加価値生産性と実質付加価値生産性に区分され,また減価償却費を含むか,含まないかによって粗付加価値生産性と純付加価値生産性とに区分されるが,最も基本的な概念は労働の実質粗付加価値生産性であるといわれる。 (→労働生産性 )

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世界大百科事典 第2版の解説

ふかかちせいさんせい【付加価値生産性 productivity of added value】

投入に対する付加価値の比率である。付加価値とは企業がその経営活動を通じて新しく生産した価値であり,換言すれば,企業が一定期間に生産した価値からその生産のために他から受け入れて消費した中間生産物の価値を差し引いたものである。付加価値生産性には投入の内容により労働生産性,資本生産性,設備生産性など各種のものがある。しかし,付加価値を生産する最も重要な要素は労働であるから,労働生産性が最も基本的な指標とされ,これによって付加価値生産性を代表させることもある。

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世界大百科事典内の付加価値生産性の言及

【労働生産性】より

…生産額から原材料費や燃料動力費等の中間的投入を控除すると,付加価値が得られる。それの労働投入量に対する比率を,付加価値生産性と呼ぶ。付加価値は賃金,地代,利子・利潤として,生産に参加した諸要素の所得となるので,分配問題と関連づけて労働生産性を議論するときは,付加価値生産性を用いるのがよい。…

※「付加価値生産性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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