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伊太八 いだはち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

伊太八
いだはち

新内節の曲名。端物。本名題『帰咲名残の命毛 (かえりざきなごりのいのちげ) 』。『尾上伊太八』ともいう。明和年間 (1764~72) ,1世鶴賀若狭掾の作詞,作曲で,やはり同人作の『蘭蝶』『明烏 (あけがらす) 』とともに新内節の代表曲とされる。津軽岩松藩の江戸詰祐筆役原田伊太夫が吉原の遊女と深い仲となり,免職されて心中未遂事件を起したという話を脚色したもの。最後はめでたく夫婦になるという展開が名題に暗示されている。

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百科事典マイペディアの解説

伊太八【いだはち】

新内節の曲名。本名題《帰咲名残の命毛(かえりざきなごりのいのちげ)》。初世鶴賀若狭掾が明和ころ作詞・作曲。武士原田伊太夫と遊女尾上の心中未遂事件が題材。

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世界大百科事典 第2版の解説

いだはち【伊太八】

新内節の曲名。《尾上伊太八》ともいう。本名題《帰咲名残命毛(かえりざきなごりのいのちげ)》。初世鶴賀若狭掾(つるがわかさのじよう)作詞・作曲。《明烏(あけがらす)》《蘭蝶》と並ぶ新内節の代表曲。明和期(1764‐72)の作品。津軽藩の家臣で江戸詰めの祐筆役と吉原の遊女との心中未遂事件をモデルにした作品。武士の伊太八は吉原堺屋の遊女尾上に入れあげて親から勘当される。尾上は伊太八のために尽くして満2年,借金で首がまわらなくなったところへ身請けの話がくる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

伊太八
いだはち

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