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体質顔料 たいしつがんりょう

大辞林 第三版の解説

たいしつがんりょう【体質顔料】

他の顔料・塗料の増量剤、また、着色性・強度などを改善するための混合剤として用いる白色顔料。炭酸カルシウム・硫酸バリウム・水酸化アルミニウムなど。

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百科事典マイペディアの解説

体質顔料【たいしつがんりょう】

それ自体に着色力,隠蔽(いんぺい)力はないが,他の顔料希釈や増量に用いられる白色顔料硫酸バリウム炭酸カルシウムなど。

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世界大百科事典 第2版の解説

たいしつがんりょう【体質顔料 body pigment】

一般の顔料とともに展色剤中に増量剤として加えられ,流動性,強度,光学的性質の改善のために用いられる無機の白色顔料。無機の白色顔料はそれ自体屈折率が低く陰ぺい性(塗料や印刷インキの中の顔料が黒白の下地を覆いかくす性質)には関係ない。炭酸カルシウム,硫酸バリウム,水酸化アルミニウムなどがこの目的に使用され,共通して無色,化学的に安定で,比重が大きい特徴がある。【新井 吉衛】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

体質顔料
たいしつがんりょう
extender pigment

屈折率、隠蔽(いんぺい)力(顔料、塗料が黒白の下地を完全に隠す性質)、着色力が小さく、展色剤と練り合わすと透明または半透明となるが、展色剤中に増量剤として加えられ、流動性、強度あるいは光学的性質の改善のために用いられる白色顔料をいう。炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナホワイトなどが代表的である。[大塚 淳]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の体質顔料の言及

【顔料】より

…次に代表的無機顔料を色別にあげる。
[体質顔料]
 それ自体の屈折率は低く隠ぺい性には関係ないが,展色剤中に増量剤として加えられ,流動性,強度,光学的性質の改善のために用いられる白色顔料で,炭酸カルシウム,硫酸バリウム,水酸化アルミニウムが用いられる。
[白色顔料]
 色材として用いられる白色顔料には,可視領域に特定の吸収をもたないこと,屈折率が大きく不透明なことが要求され,亜鉛華(酸化亜鉛),リトポンチタン白(酸化チタン(IV))が著名である。…

※「体質顔料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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