例えば(読み)タトエバ

デジタル大辞泉 「例えば」の意味・読み・例文・類語

たとえ‐ば〔たとへ‐〕【例えば】

[副]
前に述べた事柄に対して具体的な例をあげて説明するときに用いる語。例をあげていえば。「球技例えば野球テニスが好きだ」
多く「ようだ」「ごとし」を伴って、ある事柄を他の事にたとえるときに用いる語。あたかも。「君の勉強は、例えば春の雪のようで、一向に結果が積み重ならない」
ある場合を仮定するときに用いる語。もしも。仮に。「例えばここが外国なら」「これは例えばの話だがね」
てっとり早く言うと。端的に言えば。
「―日本国二人の将軍と言はればや」〈平家・六〉
[類語]擬人たとえ比喩形容象徴比況縮図直喩明喩隠喩暗喩諷喩・寓喩・提喩換喩・声喩・メタファーアレゴリー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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