金剛頂寺(西寺)の山下にあるため、古代・中世を通じてその領地とされ、天正一五年(一五八七)の長宗我部検地でも同寺領を記した西寺地検帳に含まれる。元村分は岩戸村が二五筆で一町八反余、「本之村」分が一七一筆で一二町五反余、ほとんどが下々田・下屋敷・サンハク(山畠)・切畑で、わずかにある上田や中田はほとんどが金剛頂寺大坊分や脇寺分、あるいは法要・神事の料田にあてられている。とくに村内の最良田としてまとまっている「モトタ」は一筆で一町三六代四歩あり薬師御仏供田、一筆七反七代の「イヲラタ本田」は院主分とある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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