コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

共生栄養 きょうせいえいよう symbiotic nutrition

1件 の用語解説(共生栄養の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

きょうせいえいよう【共生栄養 symbiotic nutrition】

動物の消化管内にすむ細菌や原生動物は宿主が消化できない物質を分解したり,タンパク質ビタミン類を合成したりして,宿主にたいして栄養的に寄与している例が多く知られている。このような共生微生物による栄養的な働きを共生栄養といい,とくに不消化物の分解にかかわる場合を共生消化symbiotic digestionという。草食動物のほとんどは植物体の主要な成分であるセルロースを分解する消化酵素(セルラーゼ)をもたないが,消化管内にすむ微生物の働きによってセルロースを栄養として利用できる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の共生栄養の言及

【栄養】より

…これは合成能力の差を反映していると考えられる。また動物によっては,セルロースのように自身で消化できないものを,消化管内に存在する共生微生物のはたらきで分解し利用できる場合があり,これを共生栄養という。共生微生物は必須アミノ酸やビタミンの供給源としてもきわめて重要である。…

※「共生栄養」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

共生栄養の関連キーワード原生代原生動物後生動物消化器消化酵素水生動物側生動物中生動物微胞子虫目

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone