切刻む(読み)キリキザム

デジタル大辞泉 「切刻む」の意味・読み・例文・類語

きり‐きざ・む【切(り)刻む】

[動マ五(四)]細かく切る。「キャベツを―・む」「身を―・まれる思い」
[類語]刻む切る裁つちょん切るぶった切るかき切るちぎる切り抜く刎ねる切り込む切り出す叩き切る焼き切る捩じ切る切り開く切り落とす切開

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精選版 日本国語大辞典 「切刻む」の意味・読み・例文・類語

きり‐きざ・む【切刻】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙 切って細かくする。細かく切る。
    1. [初出の実例]「刻廉剛直きりきさむやうにきぶうて、かどだちて、こわくすぐめなものぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)酈陸朱劉叔孫第一三)
    2. 「お気の毒ながら切り刻(キザ)んでもお前の物は残らず剥ぐぜ」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八〇)

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