焼切る(読み)ヤキキル

デジタル大辞泉 「焼切る」の意味・読み・例文・類語

やき‐き・る【焼(き)切る】

[動ラ五(四)]
焼いて切断する。「鉄板を―・る」「バーナーで―・る」
すっかり焼く。焼きつくす。「戦火市街を―・る」
[類語]切る裁つ刻むちょん切るぶった切るかき切る切り刻むちぎる切り抜く刎ねる切り込む切り出す叩き切る捩じ切る切り開く切り落とす切開

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼切る」の意味・読み・例文・類語

やき‐き・る【焼切】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 火で焼いて切断する。
    1. [初出の実例]「実も花もないこの瞬間に不爛の舌を焼き切られるとは」(出典:普賢(1936)〈石川淳〉一二)
  3. 十分に焼く。すっかり焼く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android