デジタル大辞泉
「切干し」の意味・読み・例文・類語
きり‐ぼし【切(り)干し/切り▽乾し】
大根やさつまいもなどを薄く切って、日に干すこと。また、そのもの。特に大根についていう。《季 冬》「―やいのちの限り妻の恩/草城」
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きり‐ぼし【切干・切乾】
- 〘 名詞 〙 大根、サツマイモなどを薄くまたは細長い小片に切って日に干すこと。また、そのもの。《 季語・冬 》 〔料理物語(1643)〕
- [初出の実例]「切干や枯木にはなのさくら鯛〈久明〉」(出典:俳諧・六百番誹諧発句合(1677)一四九番)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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切干し (きりぼし)
乾燥野菜の一種。一般にはダイコンを切って干したものをいうが,サツマイモでも作る。ダイコンの切干しには肉質が緻密(ちみつ)でやわらかい宮重(みやしげ)ダイコンが適し,桜島ダイコンも用いる。宮崎県が主産地で,12~2月に天日乾燥して作る。細長く切った千切干し,小さな短冊形の角切干し,輪切りにした花丸干し,縦割りにした割干しなどがある。水分16.9%,糖質59.1%,繊維6.6%を含み,水でもどして油揚げと煮たり,合せ酢につけてはりはり漬にする。
執筆者:平野 雄一郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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切干し【きりぼし】
乾燥野菜の一種。サツマイモやナスなどもあるが,一般には切干しダイコンをいう。切ったダイコンを天日で干したもの。宮重(みやしげ)ダイコンのように柔らかく甘味のあるものがよく,細長く切った千切干し,短冊形の角切干し,輪切の花丸切干しなどがある。水でもどし,油揚げと煮たり,はりはり漬などにする。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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切干し
きりぼし
保存食品の一種。おもに大根の乾燥品をいう。切り方によって千切干し,上切干し,角切干しなどという。水に戻してから調理する。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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