刑余(読み)ケイヨ

精選版 日本国語大辞典 「刑余」の意味・読み・例文・類語

けい‐よ【刑余】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かつて刑罰を受けたこと。また、その人。前科。
    1. [初出の実例]「刑余(ケイヨ)罪人をして〈略〉項羽を撃殺すべしと欺て」(出典太平記(14C後)二八)
    2. 「実が刑余の人であるにも関らず〈略〉弟達は兄に対して特別な尊敬の心を持った」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉上)
    3. [その他の文献]〔史記‐孫子伝〕
  3. 特に中国で宮刑を受けた人。宦官(かんがん)。〔韓非子亡徴

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む