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割山 わりやま

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

割山
わりやま

江戸時代に起り,多くは明治になって発達した山林原野の用益制度。山分け,分け山ともいう。入会林野入会権者に分割,配分し,一定期間は被配分者の占有にゆだね,期限がくると再び割替 (→地割 ) を行なった。

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世界大百科事典 第2版の解説

わりやま【割山】

山割りとも山分けともいう。一定林野の木草を共同的に採取する入会山(いりあいやま)を,有権者個々に区分または分割することであるが,農地の〈地割〉と同じように,(1)所定の利用期間が過ぎると山の割替えを行う時限方法と,(2)入会山を有権者各自に永久分割する山分け方法とに大別される。ともに木草を採取するうえの不均衡を是正し,その均分化を図る手段であるが,人口増に伴う農地開発が進むにつれて,入会地は一般に縮小するのに対し,入会採取物(肥・飼料の草や薪炭材など)への需要は反対に増大するところから,いきおい木草の濫採と競合を生じがちになる。

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世界大百科事典内の割山の言及

【村中入会】より

…やがてその利用権が株,札で表示されるようになると,入会地利用の権利が高請地を離れて売買の対象になる。林産物の商品化,耕地(高請地)での販売用作物の栽培,それにともなう購入肥料の利用などが進むと,入会林野の利用権の集中・分散が現れ,入会地の分割(割山)が行われる。その動きは早くは18世紀後半期にはみられるが,大きな流れとしては明治中期以後である。…

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