剽軽(読み)ヒョウキン

デジタル大辞泉の解説

ひょう‐きん〔ヘウ‐〕【×軽】

[名・形動]《「きん(軽)」は唐音》気でおどけた感じのすること。また、そのさま。「剽軽なしぐさ」「剽軽者」
[派生]ひょうきんさ[名]

ひょう‐けい〔ヘウ‐〕【×剽軽】

[名・形動]
身軽ですばやいこと。また、そのさま。
「男は面白い―な恰好をして」〈花袋一兵卒銃殺
軽はずみであること。軽率。

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大辞林 第三版の解説

ひょうきん【剽軽】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
〔「きん」は唐音〕
気軽で、滑稽なこと。おどけること。また、そのようなさまや言動・人。 「 -な男」 「 -者」
[派生] -さ ( 名 )

ひょうけい【剽軽】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
軽はずみな・こと(さま)。軽率。 「其本性、-にして物事をば、包蔵つつみかくさぬ性質もちまえなれば/慨世士伝 逍遥
身軽ですばやいこと。
気軽でおどけていること。ひょうきん。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ひょう‐きん ヘウ‥【剽軽】

〘名〙 (形動) (「きん」は「軽」の唐宋音) 軽率で滑稽(こっけい)なこと。気軽でおどける様子。おどけておもしろいこと。また、そのようなさま。ひょうげ。ひょうけい。
※評判記・難波物語(1655)「けいせいのきらふおとこは、ひょうきんにしてあれ是をはなし」

ひょう‐けい ヘウ‥【剽軽】

〘名〙 (形動)
① 身軽ですばやいこと。また、そのさま。〔史記‐絳侯周勃世家〕
② 軽率なこと。軽はずみなさま。〔布令字弁(1868‐72)〕 〔史記‐貨殖伝〕
※一兵卒の銃殺(1917)〈田山花袋〉四「男は面白い(ヘウケイ)な恰好をして」

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