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効果の法則 こうかのほうそくlaw of effect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

効果の法則
こうかのほうそく
law of effect

心理学用語。 E.L.ソーンダイクが立てた学習成立のための基本的法則。結果として満足を伴う反応はその刺激状況との結合が強められ (満足の法則) ,不満足を伴う反応はその結合が弱められ (不満足の法則) ,またその結合の強さは満足,不満足の大きさに応じて増加あるいは弱化する (強度の法則) などの諸法則から成るが,その後この法則の消極的な面,すなわち不満足を伴う反応はその結合が弱められるという部分はソーンダイク自身によって否定されている。

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デジタル大辞泉の解説

こうか‐の‐ほうそく〔カウクワ‐ハフソク〕【効果の法則】

心理学で、試行錯誤による学習の際、快状態をもたらす効果のある行動は生起しやすくなるという法則。米国のソーンダイクが提唱。

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法則の辞典の解説

効果の法則【law of effect】

動物がある反応をしたとき,その反応が結果として動物に快をもたらすときは,そのときの刺激と反応は結合して,次に類似の状況におかれたとき,その反応が起こりやすくなる.ソーンダイク(E. L. Thorndike)が1898年に提出した「学習の原理」である.

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大辞林 第三版の解説

こうかのほうそく【効果の法則】

〘心〙 試行錯誤による学習で、満足すべき結果をもたらす行動はその場面との結合が強められるために起こりやすくなり、他の無駄な行動は起こりにくくなるという法則。アメリカのソーンダイクが唱えた。

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世界大百科事典内の効果の法則の言及

【学習】より

…最初にこの立場を表明したE.L.ソーンダイクは,学習を試行錯誤の過程とみなし,刺激と反応との正しい結合が生ずる条件を示すいくつかの法則を作り上げた。例えば,正反応の結果には満足が与えられなければならないことを説く〈効果の法則〉,数多くの反復をしなければならないことを説く〈練習の法則〉,刺激と反応との結合の用意が整っていることの必要性を説く〈準備の法則〉などである。これらの学習法則には,その後若干の修正が加えられたものの,基本的にはそのまま現在に至るまで受け継がれ,とくに行動主義の学習理論の基礎にすえられている。…

【試行錯誤】より

…その結果,不満足な反応は起こりにくくなり,偶然の成功に導いた反応が次の試行におこりやすくなる。この現象を彼は〈効果の法則law of effect〉(有効な反応が他の反応を退けて学習が成立するとする説)で説明し,この過程を試行錯誤と呼んだ。これに対して〈洞察(見通し)〉〈あっそうか体験〉〈潜在学習〉などを学習の本質として強調するゲシュタルト心理学派やE.C.トールマンなどの立場もある。…

※「効果の法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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