事典 日本の地域ブランド・名産品 「勝間南瓜」の解説
勝間南瓜[果菜類]
こつまなんきん
江戸時代の発祥で、大阪市西成区玉出町(旧・勝間村)の原産とされる。小型で粘質のある日本南瓜。果皮は濃緑色だが、熟すと赤茶色になる。昭和10年代に途絶えた品種であるが、2000(平成12)年に木津市場の男性が和歌山の農家で種子を探し当て、復活の傾向にある。試験栽培された勝間南瓜は、冬至に生根神社で風邪や中風魔除けとして参拝者に振るまわれる。なにわの伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報