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化粧療法 けしょうりょうほうcosmetic therapy

2件 の用語解説(化粧療法の意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

化粧療法

化粧を用いた治療法で、一種の健康美容。化粧が心理学的な過程を介して心理・生理的な治療効果をもたらすことを期待して行われる化粧療法に関する研究は、1980年代から盛んになった。大別すると、(1)スキンケアを中心としたリラクセーション効果の研究、(2)メーキャップを中心とした臨床的応用の研究、(3)フレグランスを中心としたアロマコロジーの研究など。化粧で高齢者がどのように変化するのか、医療機関で調査した結果、9割の人に表情が明るくなるなどの変化が見られ、化粧が「社会人」としての自覚を促したものと考えられる。またやけどやあざなどを自然にカバーする専用ファンデーションが開発されるなど、容貌の問題を克服するセラピーメーキャップ、カムフラージュメーク、メディカルメークなどへの注目度も高い。

(三浦志郎 資生堂ビューティーソリューション開発センター所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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百科事典マイペディアの解説

化粧療法【けしょうりょうほう】

身体障害者および高齢者に対して行われる精神療法の一つ。もともとは老人性認知症(痴呆)の女性を対象に行われていたもの。化粧をすることで,いつもきれいでいたい,より美しくなりたいという意識に訴え,情動(喜び,悲しみ,怒り,恐れなど,急速に引き起こされる一時的な感情の動き)を活性化させ,認知症の症状を改善させることを意図していた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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