北国新聞(読み)ホッコクシンブン

デジタル大辞泉 「北国新聞」の意味・読み・例文・類語

ほっこく‐しんぶん〔ホクコク‐〕【北国新聞】

北国新聞社が発行する地方紙同社本社は石川県金沢市にある。明治26年(1893)創刊。主に石川県内で読まれる。同社が発行する富山新聞と、地域面など一部記事を除き紙面共通化している。発行部数は2紙あわせて約31万部(2023年下期平均)。

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精選版 日本国語大辞典 「北国新聞」の意味・読み・例文・類語

ほっこく‐しんぶんホクコク‥【北国新聞】

  1. 金沢市富山市に本社のある日刊新聞。明治二六年(一八九三)創刊。昭和一五年(一九四〇北陸毎日新聞を合併し、北国毎日新聞と改称。同二五年、創刊時の名称に復した。翌年富山新聞社を合併し、現在北国新聞社から北国新聞・富山新聞の二紙を発行。

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デジタル大辞泉プラス 「北国新聞」の解説

北国新聞

1893年8月、金沢で創刊された新聞。“北国”は「ほっこく」と読む。「加越能新聞」の記者赤羽万次郎が、社主の河瀬貫一郎が改進党から自由党に鞍替えしたことに反発して退社同志を集めて会社を立ち上げ創刊したもの。1940年、「北陸毎日新聞」を合併し、「北国毎日新聞」と改称。1945年、戦時中の新聞統合政策のため、朝日・毎日・読売3紙の合同委託を受けて題字下に3社名を併記して発行するようになる。戦後、1950年に紙名をもとの「北国新聞」に復元、現在に至る。

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