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十界曼荼羅 じっかいまんだら

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

十界曼荼羅
じっかいまんだら

日蓮宗の本尊。日蓮の創始した曼荼羅図。図中央に「南無妙法蓮華経」の題目を大書,その周囲に十界を書き,これによって『法華経』の真実を図示したものとする。すなわち,中央と周囲との関係は,久遠成仏の本仏と迹門としての世界との一体不二の妙理を示す。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

じっかい‐まんだら【十界××荼羅】

日蓮宗で本尊とする、中央に南無妙法蓮華経の題目を大書し、それを囲んで諸尊や十界の名称を書いたもの。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

十界曼荼羅
じっかいまんだら

曼荼羅の一つ。十界とは六凡四聖(ろくぼんししょう)の意で、六道(ろくどう)を表す(1)地獄界、(2)餓鬼(がき)界、(3)畜生(ちくしょう)界、(4)修羅(しゅら)界、(5)人間界、(6)天上界と、聖者を表す(7)声聞(しょうもん)界、(8)縁覚(えんがく)界、(9)菩薩(ぼさつ)界、(10)仏界からなる。これをおのおの区画してテーマを描き十界図という図式をつくる。これを曼荼羅と呼称する場合は、地獄・極楽を表現した浄土変(じょうどへん)(浄土曼陀羅)を組み合わせて作図される。遺品が少なく鎌倉後期の作例しか伝存しない。禅林寺蔵の『十界図』(2幅)も形式的にはこの曼荼羅の範疇(はんちゅう)に入り、十王や阿弥陀(あみだ)仏を加味する。また日蓮(にちれん)宗の本尊で南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)の7文字を中央に墨書し左右に釈迦(しゃか)・多宝両仏ほか十界の諸象を描くものや、熊野比丘(びく)とかかわりの深い一心十界曼荼羅がある。[真鍋俊照]

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