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南極隕石 ナンキョクインセキ

デジタル大辞泉の解説

なんきょく‐いんせき〔‐ヰンセキ〕【南極×隕石】

南極大陸で発見された隕石の総称。数と種類が多く、雪氷上にあるため目視による発見が容易。また風化が進みにくく、ほとんど汚染されていないという特徴がある。日本の南極観測隊によってやまと山脈付近で発見された隕石は、特にやまと隕石とよばれる。

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百科事典マイペディアの解説

南極隕石【なんきょくいんせき】

南極地域で発見された隕石の総称。これまでに約1万5000個が発見されており,発見された全隕石の90%近くを占める。他の地域で発見されたほとんどの種類の隕石を含むほか,月起源の隕石など,新しいタイプの隕石も南極隕石中で見つかっている。
→関連項目月隕石

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世界大百科事典 第2版の解説

なんきょくいんせき【南極隕石】

南極地域の青氷(あおごおり)(裸氷)上で発見回収された多種多数の隕石をいう。1969年12月第10次日本南極地域観測隊が昭和基地に近いやまと山脈南方の青氷上で9個の隕石を偶然発見したことに端を発し,以後組織的に探査,発見,回収され,隕石学,惑星科学の研究試料として配分,研究されている。やまと山脈で発見されたものはやまと隕石という。これ以前まで南極大陸の4ヵ所から6個の隕石が偶然発見されていたが,やまと隕石のように1ヵ所に多種,多数の隕石が発見されたものではない。

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