旺文社日本史事典 三訂版「南洋群島」の解説
南洋群島
なんようぐんとう
第一次世界大戦で日本がドイツより占領。1919年ヴェルサイユ条約で国際連盟から日本の委任統治領となり,南洋庁を設置,さらに南洋拓殖会社を設置して産業開発を行う。その後アメリカに対する軍事拠点として重視されたが,第二次世界大戦後,'47年国際連合の決議によりアメリカの信託統治領となった。現在では北マリアナ連邦,マーシャル諸島共和国,ミクロネシア連邦,パラオ共和国として独立している。
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