南洋群島(読み)なんようぐんとう

旺文社日本史事典 三訂版「南洋群島」の解説

南洋群島
なんようぐんとう

第一次世界大戦後,日本の委任統治領となった赤道以北に散在するマリアナ・パラオ・カロリン・マーシャルの諸群島
第一次世界大戦で日本がドイツより占領。1919年ヴェルサイユ条約で国際連盟から日本の委任統治領となり,南洋庁を設置,さらに南洋拓殖会社を設置して産業開発を行う。その後アメリカに対する軍事拠点として重視されたが,第二次世界大戦後,'47年国際連合の決議によりアメリカの信託統治領となった。現在では北マリアナ連邦マーシャル諸島共和国ミクロネシア連邦,パラオ共和国として独立している。

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デジタル大辞泉「南洋群島」の解説

なんよう‐ぐんとう〔ナンヤウグンタウ〕【南洋群島】

太平洋西部の赤道以北にある諸島群。マリアナパラオカロリンマーシャル諸島をさし、大部分はもとドイツ領で、第一次大戦後に日本の委任統治領となり、第二次大戦後は米国の信託統治領。南洋諸島

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精選版 日本国語大辞典「南洋群島」の解説

なんよう‐ぐんとう ナンヤウグンタウ【南洋群島】

※百学連環(1870‐71頃)〈西周〉一「南洋群島なる Malay, Java 等にて」

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世界大百科事典内の南洋群島の言及

【ミクロネシア】より

…マリアナ,カロリン,マーシャルの諸島はヨーロッパ人による発見以来,スペイン,ドイツ,日本そしてアメリカの統治下に置かれてきた。日本は第1次世界大戦中にそれらの島を占領し,戦後は委任統治領の南洋群島として治めた。最盛期には10万人もの日本人が進出し,漁業,鉱業,農業の開発に従事した。…

※「南洋群島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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