


(ふ)。〔説文〕三上に「大いに
ずるなり。十
に從ふ。
は布(し)くなり」とし、亦声とする。
は甫と寸とに従い、甫は苗木、その苗木を扶植することを
という。政令を施すことをそれにたとえて、金文の〔毛公鼎〕「命を
(し)き
を
く」のように敷施の意、また「
(おほ)いに
(し)く」「
いに受く」など博大の意となる。また〔
季子白盤(かくきしはくばん)〕に「
(けんいん)(北方族の名)を洛の陽(きた)に
伐(はくばつ)す」とあり、
は干(かん)(たて)に従い、広伐することをいう。
が十に従う理はなく、
は
より出た字であろう。
(はく)と通じ、すごろく、ばくち、ばくちする。
ヒロシ・カフ
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博・徳博・文博・弁博出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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【日本】
[古代]
かけごとの習俗は古くからみられ,《古事記》に秋山之下氷壮夫(あきやまのしたびおとこ)と春山之霞壮夫(はるやまのかすみおとこ)が伊豆志袁登売(いずしおとめ)をめぐり妻争いをし,衣服をぬぎ山河の産物を備えて,かけごとを行ったとある。遊戯としての賭博の初見は,685年(天武14)9月に天武天皇が大安殿に御して王卿らを呼び行わせた博戯で,御衣,袴,獣皮などを下賜した。このときの博戯は,中国から渡来したすごろく,樗蒲(かりうち)の類であったと思われる。…
※「博」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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