口寂しい(読み)クチザミシイ

デジタル大辞泉 「口寂しい」の意味・読み・例文・類語

くち‐ざみし・い【口寂しい】

[形][文]くちざみ・し[シク]《「くちさみしい」とも》
何か口に入れるものが欲しい感じであるさま。「―・くてタバコをすう」
食べる物が少なくてもの足りない。「一人前ではちょっと―・い」
[類語]えるかつえる腹が減るひもじいひだるい食い足りない口寂しいぺこぺこ腹ぺこ空腹空腹感飢餓感飢え飢餓干乾し飢渇飢饉水飢饉空き腹空きっ腹ハングリー腹がすく小腹がすく

くち‐さびし・い【口寂しい】

[形][文]くちさび・し[シク]くちざみしい」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「口寂しい」の意味・読み・例文・類語

くち‐ざみし・い【口寂】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くちざみ〘 形容詞シク活用 〙 口に入れる、または、口にするものがほしい感じである。口にするものがなくて物たりない。口がさびしい。口さびしい。
    1. [初出の実例]「おいらは色気より食気、どうやら口淋しくなったぢゃアねえか」(出典:歌舞伎・助六廓夜桜(1779))

くち‐さびし・い【口寂】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙くちざみしい(口寂)

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