飢渇/饑渇(読み)キカツ

デジタル大辞泉の解説

き‐かつ【飢渇/×饑渇】

飢えとかわき。特に、飲食物の欠乏すること。けかつ。「―に苦しむ」

け‐かつ【飢渇】

食べ物や飲み物が欠乏すること。きかつ。けかち。
「二年が間世の中―してあさましき事侍りき」〈方丈記

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大辞林 第三版の解説

けかつ【飢渇】

飢えとかわき。また、飢饉ききん。けかち。

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精選版 日本国語大辞典の解説

け‐かち【飢渇】

※日蓮遺文‐上野殿御返事(1274)「今年のけかちに、はじめたる山中に、木のもとに、このはうちしきたるやうなるすみか」
太平記(14C後)一二「天下に大旱魃をやりて、四海の民を一人も無く(ケカチ)に合せんと思ひて」

け‐かつ【飢渇】

〘名〙 飢えとかわき。飢えること。飢饉(ききん)になること。けかち。きかつ。
※今昔(1120頃か)二「昔、羅閲城(らえつじゃう)の中に魚を捕る村有き。世飢渇(けかつ)せりき」
※御伽草子・二十四孝(室町末)「王莽といへる人の時分の末に天下大きに乱れ、又飢饉(ケカツ)して、食事に乏しければ」

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