1907年(明治40)創設の名古屋女子商業学校をルーツとし,79年(昭和54)市邨学園大学が経済学部の単科大学として開学。1983年現在の校名に改称。1991年(平成3)法学部を開設,2000年に大学院法学研究科を開設。2002年に経営学部と大学院会計学研究科,2005年に人間生活科学部,2007年に大学院人間生活科学研究科を開設し,4学部3研究科の総合大学となる。愛知県犬山市に本部を置き,キャンパスを持つ。2017年現在2161人の学生が在籍。建学の精神は,「一に人物,二に伎倆(ぎりょう)」。運営主体は,創設者の名に由来する学校法人市邨学園であり,系列の中学校・高等学校と短期大学部を持つ。「実学と就職の名古屋経済大学」とうたい,学部のカリキュラムは学問体系によってではなく卒業後の職業選択を念頭に組み立てられている。
著者: 和崎光太郎
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
私立。1907年(明治40)に設立された名古屋女子商業学校が起源。1978年(昭和53)に市邨(いちむら)学園大学として設置、1983年に現在の名称に変更、男女共学化した。当初は経済学部(消費経済学科)だけの単科大学であったが、2010年(平成22)時点で、経済学部(現代経済学科)、経営学部(経営学科)、法学部(法学科)、人間生活科学部(教育保育学科、管理栄養学科)の4学部5学科のほか、大学院(法学研究科、会計学研究科、人間生活科学研究科)、短期大学部を置く。経営母体は1945年に発足した学校法人市邨学園(発足当時は財団法人。1951年より学校法人)で、大学のほかに高等学校、中学校、幼稚園を擁する。「一に人物、二に伎倆(ぎりょう)(技量)」の建学の精神のもと「慈・忠・忍」の三徳を校訓三則として教育を展開している。所在地は愛知県犬山市字内久保61-1。
[編集部]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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