1926年(大正15)に尾張商業学校内に設置された名古屋高等理工科講習所を起源とする。創設者は物理学者の田中寿一。1949年(昭和24)に開学した時は商学部のみだったが,翌年に法商学部,理工学部,農学部の3学部となる。さらに1954年に薬学部と大学院を設置するなど急速に拡大し,新しい学部・学科・研究科を順次設置して総合大学化し,他学部履修制度を積極的に導入。2017年(平成29)5月現在では9学部(法・経営・経済・外国語・人間・都市情報・理工・農・薬)の在学生1万4821人,大学院在学者605人(博士後期課程・専門職学位課程を含む)で,中部地方最大規模の大学になっている。キャンパスは名古屋市などにある。スポーツでは1960年代末からラグビーの強豪校であり,90年代からは柔道,2000年代からは女子駅伝の強豪校としても知られるようになった。
著者: 和崎光太郎
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
私立。1926年(大正15)に開設された名古屋高等理工科講習所が起源。1947年(昭和22)設立の名古屋専門学校を経て、1949年開学。当初は商学部だけであったが、2010年(平成22)時点で、法学部、経営学部、経済学部、理工学部、農学部、人間学部、薬学部、都市情報学部の8学部、大学院10研究科を置くほか、総合研究所、学術研究支援センターなどを擁する。愛知県春日井(かすがい)市には農学部附属農場があり、実習、研究などに使用されている。立学の精神は「穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成すること」で、広く社会に開かれた文理融合型総合大学の実現を目ざしている。キャンパスは名古屋市天白(てんぱく)区塩釜口(しおがまぐち)1-501ほか計3か所にある。
[編集部]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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