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和田英松 わだ ひでまつ

美術人名辞典の解説

和田英松

歴史学者。広島生。帝大卒。『古事類苑編修員、『平安通志』編纂員を経て、帝大史料編纂掛となり『大日本史料』などを編纂。のち学習院教授を兼任。皇室制度・官職制度に精通し、文献史料の集成と研究に大きな業績をあげた。著に『官職要解』等。昭和12年(1937)歿、73才。

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デジタル大辞泉の解説

わだ‐ひでまつ【和田英松】

[1865~1937]国史学者・国文学者。広島の生まれ。史料編纂官となり、「古事類苑」の編纂に尽力。著「官職要解」「本朝書籍目録考証」「栄花物語詳解」。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

和田英松 わだ-ひでまつ

1865-1937 明治-昭和時代前期の日本史学者。
慶応元年9月10日生まれ。皇典講究所で「古事類苑(るいえん)」,帝国大学(のち東京帝大)史料編纂(へんさん)掛で「大日本史料」の編修にあたる。学習院教授を兼任した。大正7年「宸記(しんき)集」および「皇室御撰(ぎょせん)解題」で学士院恩賜賞。学士院会員。昭和12年8月20日死去。73歳。備後(びんご)(広島県)出身。帝国大学卒。著作に「官職要解」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

和田英松
わだひでまつ
(1865―1937)

明治から昭和初期の歴史学者、国文学者。慶応(けいおう)元年9月10日、備後(びんご)国(広島県)沼隈(ぬまくま)郡靹(とも)(鞆浦(とものうら))に生まれる。小学生のころ漢籍を学び、1884年(明治17)に上京、帝国大学古典講習科に学ぶ。88年卒業ののち皇典講究所で『古事類宛(こじるいえん)』の編集に従い、95年に東京帝国大学文学部史料編纂(へんさん)掛に奉職、『大日本史料』の編纂などを行った。1921年(大正10)文学博士、31年(昭和6)帝国学士院会員となる。この間、帝室制度の歴史的研究、贈位申請調査、国宝保存、宸斡(しんかん)の研究などを進め、また東京帝国大学、東京高等師範学校などの教壇に立ち、古典の注解などに堅実な業績を残した。昭和12年8月20死去。[松島榮一]

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