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唐輪 カラワ

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デジタル大辞泉の解説

から‐わ【唐輪】

唐子髷(からこまげ)」に同じ。
室町後期から近世にかけての婦人の髪の結い方の一。髻(もとどり)の上にいくつかの輪を作り、その根元を余りの髪で巻いたもの。

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大辞林 第三版の解説

からわ【唐輪】

子供の髪形の一。鎌倉時代、元服前の童子が髻もとどりから上を二つに分け、頭の上で二つの輪を作るもの。 「年十五、六ばかりなる小児こちごの、髪-にあげたるが/太平記 2
室町末期以降の女子の髪形。髪を頭の上に束ね、それをいくつかに分けて輪を作り、根元を余りの髪で巻くもの。兵庫髷ひようごわげはこれから出たといわれる。唐子まげ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

唐輪
からわ

日本髪の一種。男女ともに結んだ。男性の唐輪は、鎌倉時代に武家の若者や寺院の稚児(ちご)などが結った髪形で、その形は後世における稚児髷(まげ)に類似している。その結び方は、髪のもとを取りそろえて百会(ひゃくえ)(脳天)にあげ、そこで一結びしてから二分し、額の上に丸く輪とした。一方、女性の唐輪は、下げ髪が仕事の際に不便なので、根で一結びしてから輪につくり、その余りを根に巻き付けたもので、安土(あづち)桃山時代の天正(てんしょう)年間(1573~92)から行われた。[遠藤 武]

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世界大百科事典内の唐輪の言及

【髪形】より

…労働に適した軽快な服装を必要とした一般庶民の場合は,垂髪の1,2ヵ所を元結(もとゆい)で結んで背後にまとめ,動作の便をはかった。 平安時代以降中世の男性の髪形では,奈良時代より続いた冠下の髻のほかに,烏帽子(えぼし)下の髻,束髪,唐輪(からわ)などが現れた。冠下の髻は貴族階級や医者,学者などが結ったものであるが,中世では一般庶民にいたるまで男子は烏帽子を常用するようになって,元結の部分を少なく巻いて髪先を多く出す烏帽子下の髻が結われた。…

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