四度の公文(読み)シドノクモン

デジタル大辞泉 「四度の公文」の意味・読み・例文・類語

しど‐の‐くもん【四度の公文】

律令制で、四度の使朝廷に持参する帳簿大計帳調帳正税帳しょうぜいちょう朝集帳四つ。よどのくもん。四度帳

よど‐の‐くもん【四度の公文】

しどのくもん

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精選版 日本国語大辞典 「四度の公文」の意味・読み・例文・類語

しど【四度】 の 公文(くもん)

  1. 四度使(しどのつかい・しどし)中央に持参する各種帳簿。大計帳(大帳)、正税帳税帳)、貢調帳、朝集帳の総称。また、付属文書を加えた総称。しどくもん。よどの公文四度帳。四度使帳。
    1. [初出の実例]「公文。四度使者。正税帳使。大帳使。貢調使。朝集使也。〈案之。件帳可四度公文歟〉」(出典政事要略(1002頃)五七)

よど【四度】 の 公文(くもん)

  1. しど(四度)の公文

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