四通八達(読み)シツウハッタツ

デジタル大辞泉 「四通八達」の意味・読み・例文・類語

しつう‐はったつ【四通八達】

[名](スル)交通網通信網が広く四方八方に通じていること。四通五達。

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精選版 日本国語大辞典 「四通八達」の意味・読み・例文・類語

しつう‐はったつ【四通八達】

  1. 〘 名詞 〙 道路が、どの方面へも通じていること。転じて、繁華土地。人の往来の賑やかなところ市街。四通五達。
    1. [初出の実例]「四通八達の地にして雑沓せず」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三五)

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四字熟語を知る辞典 「四通八達」の解説

四通八達

道が四方八方に通じていること。転じて、往来の激しいところ。にぎやかなところ。

[活用] ―する。

[使用例] このような自動車ハンドルを握って四通八達の街頭に立って居るようなものである[寺田寅彦物理学感覚|1917]

[使用例] 吉田氏の説によると、この地点は地下鉄四通八達にて、パリ見物に最も便なる由[大岡昇平ザルツブルク小枝|1954~55]

[類語] つうたつ

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