国語科(読み)コクゴカ

デジタル大辞泉 「国語科」の意味・読み・例文・類語

こくご‐か〔‐クワ〕【国語科】

学校教科の一。国語理解表現などの学習目的とする。
[類語]文科社会科

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精選版 日本国語大辞典 「国語科」の意味・読み・例文・類語

こくご‐か‥クヮ【国語科】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 学校の教科の一つ。国語の理解と表現の学習を目的とする科目
  3. 国文学国語学専門学修するコースの意。狭義には国文学専攻と対比し国語学専攻の意に用いられる。
    1. [初出の実例]「国語科の下で、文法の講義はあります」(出典:国語のため(1895)〈上田万年〉国語研究に就て)

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世界大百科事典(旧版)内の国語科の言及

【国語教育】より

外国語教育と対比して国語教育ということばが使われる場合,このことばは母国語教育ということばと重なる。 現在,国語教育は学校においてその能力の育成をめざして編成された諸教科(日本なら国語科)で中心的に行われているが,それはこの教育が公用語(国家語)を国民に広め一般化するという目標をもって出発したという事情と無縁ではない。けれども国語の力は,とくに日本のように(事実上の)公用語と日常の生活言語が重なっているような国では,定型的に組織された学校における教科の教育のなかでのみはぐくまれると考えるべきではなく,誕生後,親や地域社会が施す非系統的であるがたんねんな母語の教育のなかではぐくまれる面が大きい。…

※「国語科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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