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国郡里制 コクグンリセイ

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デジタル大辞泉の解説

こくぐんり‐せい【国郡里制】

律令制下の地方行政組織。全国を国・郡・里の三段階の行政区画に編成し、国には国司、郡には郡司、里には里長を置いた。2里以上20里以下を郡とし、里は画一的に50戸を1里とした。→郷里制(ごうりせい)

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大辞林 第三版の解説

こくぐんりせい【国郡里制】

律令制下の地方行政制度。七世紀後半に成立し、715年まで行われた。全国を国・郡・里の三段階に編成し、それぞれ国司・郡司・里長を置いた。里は五〇戸を一里としたが、715年に郷と改められ、郷里制ごうりせいに移行した。里制。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国郡里制
こくぐんりせい

8世紀初頭大宝律令(たいほうりつりょう)によって定められた地方行政区画の体系。律令国家は、唐の州県郷里制を継受し、国、郡、里の3段階の行政区画を編成した。唐制では、州司、県司ともに中央派遣官であったのに対し、日本では国司のみが中央派遣官であり、郡司には旧国造(くにのみやつこ)層をはじめとする在地首長が任命され、国と郡では性格の異なる行政区画となった。また、唐の郷里制では、並行して自然村落としての村制が存在したのに対し、50戸=1里の純然たる行政区分のみとした。こうした特質によって、唐制では戸籍、田簿の作製を、里正→県司→州司と段階的に行っていったのに対し、国郡里制では、その作製権は国司に集中されていた。[大町 健]

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