塩狩峠(読み)シオカリトウゲ

デジタル大辞泉 「塩狩峠」の意味・読み・例文・類語

しおかりとうげ〔しほかりたうげ〕【塩狩峠】

三浦綾子小説。昭和43年(1968)刊行北海道の塩狩峠で明治42年(1909)に起きた列車事故を題材とする。昭和48年(1973)、中村登監督により映画化

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日本歴史地名大系 「塩狩峠」の解説

塩狩峠
しおかりとうげ

和寒町と比布ぴつぷ町の境にある峠。標高二七二・九メートル。峠名は旧天塩国と石狩国の境界であることにちなみ、上川盆地名寄盆地を分ける。並行して国道四〇号とJR宗谷本線が通り、早くから交通の要衝とされてきた。塩狩駅構内には明治四二年(一九〇九)二月、峠で離脱し暴走した客車を止めるため犠牲となった旭川鉄道運輸事務所の庶務主任長野政雄の殉職記念碑が立つ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩狩峠」の意味・わかりやすい解説

塩狩峠
しおかりとうげ

北海道北部,上川盆地と名寄盆地の境にある峠。和寒町と比布町の境界に位置する。標高 273m。旭川と稚内を結ぶ国道 40号線,JR宗谷本線が通過し,付近に塩狩温泉,国設塩狩スキー場がある。

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