塩野季彦(読み)しおの すえひこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

塩野季彦 しおの-すえひこ

1880-1949 明治-昭和時代の司法官,政治家。
明治13年1月1日生まれ。検事として三・一五事件,五私鉄疑獄事件などを担当。大審院次長検事などをへて,林・第1次近衛・平沼内閣法相。昭和14年辞任後,日本法理研究会などを主宰し,戦時の司法体制に影響をあたえた。昭和24年1月7日死去。70歳。東京出身。東京帝大卒。旧姓山寺

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

塩野季彦
しおのすえひこ

[生]1880.1.1. 長野
[没]1949.1.7. 東京
司法官僚。東京帝国大学卒業後,司法界に入り,大阪地方裁判所,東京地裁各検事,司法参事官,東京控訴院検事,名古屋控訴院検事長などを経て大審院検事に昇進。この間,三・一五事件四・一六事件では司法相原嘉道,内務省警務保局長山岡万之助らとともに共産党員大検挙の指揮にあたった。司法界の巨頭平沼騏一郎の片腕といわれ,林内閣,第1次近衛内閣では司法相に就任し,続く平沼内閣では司法相兼逓信相をつとめた。

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