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原嘉道 はらよしみち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原嘉道
はらよしみち

[生]慶応3(1867).2.18. 長野
[没]1944.8.7. 東京
法律家,政治家。東京帝国大学卒業後,農商務省に入省したが,わずか4年で官を辞し,弁護士に転じた。以来,在野法曹界における民事訴訟の第一人者として活躍。 1927年田中義一内閣の司法相に党外から起用され入閣。在職中には治安維持法死刑条項を追加修正 (緊急勅令) するなど,その政策には過酷な一面があった。その後,中央大学学長などを経て,40年には枢密院議長となった。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

原嘉道 はら-よしみち

1867-1944 明治-昭和時代前期の弁護士,政治家。
慶応3年2月18日生まれ。明治26年農商務省を退官して弁護士を開業。昭和2年田中義一内閣法相となり,刑を加重する治安維持法改定をすすめた。5年中央大総長。6年枢密顧問官,のち枢密院議長。昭和19年8月7日死去。78歳。信濃(しなの)(長野県)出身。帝国大学卒。

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世界大百科事典 第2版の解説

はらよしみち【原嘉道】

1867‐1944(慶応3‐昭和19)
弁護士,政治家。長野県上高井郡生れ。須坂藩士原耕作の長男。1890年東京帝大英法科卒。農商務省に入り,鉱山監督官などをつとめたのち,93年退官して弁護士を開業,花形民事弁護士として活躍した。刑事事件にも関与し,とくに検察当局の人権侵犯を非難して,友人の京都府知事木内重四郎を弁護した豚箱事件は,小林芳郎大阪検事長を辞職に追い込んだ。1927年田中義一内閣の司法大臣に就任,刑を加重した治安維持法改正の責任者となった。

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