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大ロシア主義 だいロシアしゅぎ

世界大百科事典 第2版の解説

だいロシアしゅぎ【大ロシア主義】

ロシア人が他の民族,とりわけロシア帝国ないしはソ連邦,ロシア連邦の非ロシア人諸民族に対してとる特権的な立場をさすが,洗練され体系化された思想があるわけではない。大ロシア主義は,ロシア帝国が膨大な陸続きの植民地をもつ帝国として形成されたことからほとんど必然的に生まれてきた。それは統治政策の面ではロシア化政策という形でもっとも明瞭に示された。ロシア化政策には,ロシア人の移民を多数送りこんで,ある地域のロシア的要素を高めていく植民政策ロシア語の強制,あるいは強制的なキリスト教化といったさまざまの面が含まれていた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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