大平山(読み)おおひらやま

日本歴史地名大系 「大平山」の解説

大平山
おおひらやま

倉吉市・羽合はわい町・東郷とうごう町にまたがり、天神川と東郷池に挟まれた標高一九一メートルの南北に長い山。御井みいひらとも称され、北端の部分は田後たじり山ともよばれる。地質花崗岩を基盤とし、板状安山岩・玄武岩の溶岩が覆っている。風化した花崗岩は昭和一九年(一九四四)美保みほ航空基地(現米子空港)建設に使用された。


大平山
おおびらやま

島牧村の南東部にある山。標高一一九〇・六メートル。「おおひら」とも。新第三紀の火山岩火山噴出物からなる。山頂部の東側より大平川・湯の沢ゆのさわ川・ヒヤミズさわ川、西側よりとまり川が流れる。泊川下流の右岸側に宮内ぐうない温泉があり、上流は深い谷を刻んで見事な景観をみせる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大平山」の意味・わかりやすい解説

大平山
おおひらやま

別称牟礼山。山口県南部,中国山地の南西端にあたり防府市東部にある山。標高 631m。頂上は平坦で,防府市の中心市街地や瀬戸内海を望む展望台公園テレビ塔,ロープウェーなどがある。夏はキャンプ村が開設される。

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