大日山古墳(読み)だいにちやまこふん

日本歴史地名大系 「大日山古墳」の解説

大日山古墳
だいにちやまこふん

[現在地名]大内町川東

大内町と白鳥しろとり町の町界に立地する前方後円墳で、全長四〇メートル、後円部の直径二一メートルで前方部と後円部の比高は約一メートル。未調査であるが主体部はかつて盗掘された形跡があり、墳頂部に板状安山岩を積重ねて石造大日如来を祀ってあることからすると、あるいはこれらの石は石室に用いられていたものであるかもしれない。


大日山古墳
だいにちやまこふん

[現在地名]藤代町岡 台畑

小貝こかい川東南岸の台地端に所在。墳頂におか神社があるほか、墳丘麓に享保(一七一六―三六)寛政(一七八九―一八〇一)・文化(一八〇四―一八)・文政(一八一八―三〇)などの記年銘の供養塔石碑がある。墳丘麓はかなり削られており、基底径は一八メートル、高さ二・八メートル前後の円墳であるが、築造時には径二〇メートル、高さ三・五メートル前後であったと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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