精選版 日本国語大辞典 「大覚」の意味・読み・例文・類語
だい‐かく【大覚】
〘名〙
※性霊集‐六(835頃)天長皇帝於大極殿屈百僧雩願文「無帰之大帰、唯在覚中之大覚」
※米沢本沙石集(1283)七「其寺の長老大覚(ダヒカク)の連和尚此僧を耻しめて云く」 〔翻梵語‐一〕
② 仏語。仏のさとりを得ること。さとりをひらくこと。
※三教指帰(797頃)下「薩埵称大覚之尊」 〔諸経要集‐一六〕
③ (━する) 一般に、わかること。理解すること。
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