名古屋市中区中央部の繁華街。大須観音(寶生院(ほうしょういん)、真福寺(しんぷくじ)ともいう)の門前町。真福寺が1612年(慶長17)美濃(みの)国中島郡大須庄(しょう)(岐阜県羽島市)から徳川家康によって洪水のおそれのない現在地に移されたため、旧地名をとって大須とよばれた。江戸時代には浅草観音と並び称された観音信仰の中心で、門前町はにぎわいを呈した。寺域内の経蔵には現在1万5000巻を収蔵する大須文庫があり、とくに『真福寺古事記写本』は現存する最古の写本で国宝。大須観音のほか、古刹(こさつ)万松寺やパソコンショップなどが集まる電気街がある。地下鉄鶴舞線、同名城線、国道19号、名古屋高速道路2号東山線が通じる。
[伊藤郷平]
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