天資(読み)テンシ

精選版 日本国語大辞典 「天資」の意味・読み・例文・類語

てん‐し【天資】

  1. 〘 名詞 〙 生まれながらに天から与えられた資質。生まれつき。天性。天稟(てんぴん)
    1. [初出の実例]「大臣天資弘厚」(出典:続日本紀‐天平神護元年(765)一一月甲申)
    2. 「天資豪邁にして、異書を探り奇思に耽ける」(出典:蘭学階梯(1783)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐商君伝賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「天資」の読み・字形・画数・意味

【天資】てんし

生まれつき。〔史記、商君伝論〕君は其の天の人なり。~卒(つひ)に惡名を秦に受く。

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