生得(読み)ショウトク

デジタル大辞泉の解説

しょう‐とく〔シヤウ‐〕【生得】

生まれながらにしてそういう性質を持っていること。生まれつき。せいとく。「生得の人のよさ」
(副詞的に用いて)生まれつき。もともと。「生得頑固な

せい‐とく【生得】

しょうとく(生得)」に同じ。「生得の才」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

しょうとく【生得】

生まれつきもっていること。生まれながらにして身に備わっているもの。せいとく。 「素晴らしいリズム感は-のものだ」
(副詞的にも用いて)生まれつき。もともと。生来。 「いやもう-大嫌だいきらい/高野聖 鏡花

せいとく【生得】

生まれつき。しょうとく。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

うまれ‐・える【生得】

〘自ア下一〙 うまれ・う 〘自ア下二〙 生まれた時から、ある能力、性質などをもつ。生まれつく。
滑稽本・古朽木(1780)二「此二つのものは、人々自然の生れ得たる所にして、求めても得がたかるべし」

しょう‐とく シャウ‥【生得】

〘名〙 (生まれながらに得たものの意)
① 生まれつき。天性。せいとく。
※吾妻鏡‐文治三年(1187)八月一五日「盛澄為生得達者、押直兮射之」
※後鳥羽院御口伝(1212‐27頃)「西行はおもしろくて、しかも心も殊に深く、ありがたくいできがたき方も共に相兼ねて見ゆ。生得の歌人とおぼゆ」
※人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三「俊才なれども心雑(おほ)く、うつり易き性得(シャウトク)なるをもって」 〔大乗義章‐三〕
② (副詞的に用いて) もともと。もとより。元来。
※平治(1220頃か)上「此人は、生得勢(せい)ちいさくおはしければ、小別当とぞ人申しける」
※洒落本・南品あやつり(1791)「此客正とく此女郎にのびてゐる故、何をいってものろくしてゐる」

せい‐とく【生得】

〘名〙
① 生きたまま、手に入れること。いけどり。〔春秋左伝‐昭公二九年〕
② 生まれつき。性得。しょうとく。
※幸若・小袖乞(室町末‐近世初)「かみひげししむらは母のあたふるせいとく、骨は父のあたふるせいとく」 〔紅楼夢‐第一回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

生得の関連情報