奇禍(読み)キカ

デジタル大辞泉 「奇禍」の意味・読み・例文・類語

き‐か〔‐クワ〕【奇禍】

思いがけない災難。「奇禍に遭う」
[類語]災禍災厄被害禍害惨害惨禍災害なん災い被災

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精選版 日本国語大辞典 「奇禍」の意味・読み・例文・類語

き‐か‥クヮ【奇禍】

  1. 〘 名詞 〙 思いがけない突然の災難。
    1. [初出の実例]「此の奇禍(キクヮ)を防ぎたりと目代褒称を得たるも」(出典読本・翁丸物語(1807)下五)
    2. [その他の文献]〔文子‐符言一四〕

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普及版 字通 「奇禍」の読み・字形・画数・意味

【奇禍】きか(くわ)

思いがけないわざわい。〔列女伝仁智〕奇は、必ず奇り。

字通「奇」の項目を見る

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