(読み)ガイ

デジタル大辞泉の解説

がい【害】

悪い結果や影響を及ぼす物事。「健康にがある」「農作物にを及ぼす」⇔

がい【害】[漢字項目]

[音]ガイ(呉) [訓]そこなう
学習漢字]4年
生命を途中で断つ。そこなう。傷つける。「害意加害危害殺害自害傷害侵害迫害
順調な生存の妨げになるもの。災い。「害悪害虫害毒公害災害惨害実害水害損害被害弊害無害有害利害冷害
邪魔をする。「障害阻害妨害要害

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大辞林 第三版の解説

かい【害】

〔漢音〕
妨げ。支障。災い。 「お身の-とも成る時は/浄瑠璃・反魂香」

がい【害】

ものごとのさまたげとなるような悪いこと。 ⇔ 「人に-をなす」 「健康に-がある」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

かい【害】

〘名〙 (「かい」は「害」の漢音) さまたげ。さわり。じゃま。故障。わざわい。→害(がい)。〔文明本節用集(室町中)〕
※仮名草子・浮世物語(1665頃)四「蜻蜓(とんぼう)は草葉に止りて水を飲み、己(おのれ)飽足(あきだ)りて蓄(たくはへ)無し。この故に邪(よこしま)の害(カイ)を受けず」

がい【害】

〘名〙
① そこなうこと。傷つけること。→害する
※菅家後集(903頃)詠楽天北三友詩「応感不嫌又不厭、且知無害亦無機」
② 人や事物に与えるよくない影響。わざわい。さわり。また、さまたげ。⇔益(えき)。→害(かい)
※今昔(1120頃か)二七「此は物(もの)の気(け)也。但し人の為に害を可成き者には非(あら)ず」 〔詩経‐邶風・泉水〕

がい‐・す【害】

[1] 〘他サ変〙 ⇒がいする(害)
[2] 〘他サ五(四)〙 (サ変から転じた語) =がいする(害)
※落語・ちきり伊勢屋(1893‐94)〈禽語楼小さん〉「是等(これら)が乃公(おれ)を害す気遣ひも無からう」

がい‐・する【害】

〘他サ変〙 がい・す 〘他サ変〙
① 傷つける。そこなう。殺す。また、悪くする。だめにする。
※竹取(9C末‐10C初)「龍(たつ)をとらへたらましかば、又こともなく我はがいせられなまし」
② さまたげる。じゃまをする。妨害する。
※幼学読本(1887)〈西邨貞〉六「夜中、田、畑に出でて之れを食ひ、大いに農家の収入を害すること有り」
③ そねむ。ねたむ。いむ。

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