存易(読み)ぞんえき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「存易」の解説

存易 ぞんえき

1539-1614 戦国-江戸時代前期の僧。
天文(てんぶん)8年生まれ。袋中(たいちゅう)の兄。浄土宗。郷里陸奥(むつ)山崎(福島県)の能満寺で叔父存洞の弟子となり,下野(しもつけ)(栃木県)大沢の円通寺をへて下総(しもうさ)大巌寺(千葉県)の貞把に師事する。安芸(あき)(広島県)厳島(いつくしま)に光明院を創建し,美作(みまさか)(岡山県)の誕生寺の復興をたすけた。慶長19年9月14日死去。76歳。字(あざな)は以八。号は行蓮社信誉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android