デジタル大辞泉 「生きる」の意味・読み・例文・類語
い・きる【生きる】
1 人間・動物などが、生命があり活動できる状態にある。生命を保つ。生存する。「百歳まで―・きる」「水だけで―・きる」⇔死ぬ。
2
㋐生計を立てる。生活する。「ペン一本で―・きる」
㋑(「…にいきる」「…をいきる」の形で)そこを生活の本拠として暮らす。また、意識的能動的に毎日を過ごす。「海に―・きる人々」「青春をいかに―・きるか」
㋒(「…にいきる」の形で)そのことに生きがいを見出して日々を送る。「研究一筋に―・きる」「趣味に―・きる」
3 あたかも命があるような働きをする。生き生きする。また、理念などが失われずに後世まで伝えられる。「その一語で文章が―・きてきた」「創設者の精神は今日なお―・きている」
4 (「活きる」とも書く)うまく活用することによってそのものの価値が発揮される。効果を現す。「ひとふりの塩で味が―・きてくる」「長年の経験が―・きる」
5 効力が失われていない。「あのときの約束は―・きている」「ライン内の―・きたボール」
6 野球で、塁に出たランナーがアウトにならずにすむ。「エラーで一塁に―・きる」⇔死ぬ。
7 (「活きる」とも書く)囲碁で、目が別々に二つ以上できて自分の
[補説]書名別項。→生きる
[類語](1)生存する・生息する・存命する・在る・