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宇宙ステーション うちゅうステーションspace station

翻訳|space station

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

宇宙ステーション
うちゅうステーション
space station

人間が長期間にわたって居住可能な大型の人工衛星。通信放送,気象観測,科学研究,軍事などに使用される。世界最初の宇宙ステーションは 1971年4月に打ち上げられたソビエト連邦の『サリュート』1号。1982年打ち上げの 7号をもって『サリュート』は終わりを告げ,1986年にその機能を引き継ぐ『ミール』が打ち上げられた。アメリカ合衆国は 1973年に『スカイラブ』を打ち上げ,さらに 1984年以降ヨーロッパ宇宙機関 European Space Agency; ESA,カナダ,日本,ロシアなどと協力して国際宇宙ステーション International Space Station; ISSの建設計画を進めた。

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デジタル大辞泉の解説

うちゅう‐ステーション〔ウチウ‐〕【宇宙ステーション】

地球周回軌道・宇宙空間で、その超真空と無重量状態の特質を有効に利用して、科学技術実験と宇宙の観測を行える滞在居住型の基地。→国際宇宙ステーション

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百科事典マイペディアの解説

宇宙ステーション【うちゅうステーション】

多目的の任務をもつ大型の宇宙船。現在実現しているのは地球を周回する有人の大型衛星で,移動のための推進機関はもたず,一定の軌道上を運行し地球から補給や人員交代を行いながら乗組員が滞在して目的とする業務を遂行している。
→関連項目スペースシャトル

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世界大百科事典 第2版の解説

うちゅうステーション【宇宙ステーション space station】

大型で多目的の任務をもった宇宙船。実際に作られたり,構想が立てられているものは地球の周囲を回る大型の有人の人工衛星で,移動のための推進機関はもたず,一定の軌道上を運行し,地球から補給を受けながら乗組員がここに滞在して種々の業務を遂行するものである。宇宙ステーションそのものは宇宙開発が行われるはるか以前から考えられていたが,その構想は宇宙開発に伴って得られた知識とともに大きく変遷した。初期には人間の生活上重力が不可欠と考えられたので,回転によって生ずる遠心力を重力の代用とするため,ドーナツ形などの形状が構想されたが,現在では半年間くらいの生活ならば無重量状態でもよいとされているので,非回転式となっている。

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大辞林 第三版の解説

うちゅうステーション【宇宙ステーション】

惑星間用ロケットの中継基地などに使用される大型の人工衛星。宇宙基地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

宇宙ステーション
うちゅうすてーしょん

一般に宇宙空間に建造された超大型の有人宇宙船を意味する。人類の移住地として計画されている宇宙植民地(スペース・コロニー)、大型の太陽発電衛星などをさすことが多いが、宇宙空間や天体の観測に利用する宇宙活動の基地であるアメリカのスカイラブ、ソ連(現ロシア連邦)のサリュートのような軌道上科学実験室をさすこともある。ソ連では月や惑星を観測するための無人探査機のことを宇宙ステーションとよんでいた。
 宇宙植民地というのは、将来地球上からあふれる人類を移住させようとする雄大な構想で、アメリカのプリンストン大学のオニールらが研究を進めている。地球を回る軌道上に、直径や長さが数キロメートルにも及ぶ人工の植民地を建設しようとするものであり、建設材料を月や小惑星に依存すれば無尽蔵であるうえ、地球から運ぶ際に必要とするような大型ロケットを要しない。形状は円筒形やドーナツ形のものが多く設計されており、これらを1分間に数回の割合でゆっくりと自転させ、遠心力による人工重力をつくる。地球上と同じ組成、同じ圧力の大気で満たされていることはもちろん、大きな窓、太陽光反射鏡などを制御して太陽からの入射エネルギーを調節して、昼夜の別、四季の変化をつくることも考えられている。さらにステーションの外壁に太陽電池を張り巡らし、内部には原子力発電所あるいは燃料電池を備えてエネルギー源を確保する。こうしてステーションの内部には森林、河川、耕地など地球と同じ自然環境のほか、工業地区、快適な居住地区などがつくられ、万という単位の人間の生活を支えようとする計画である。[竹内端夫]

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