宇宙状況監視(読み)ウチュウジョウキョウカンシ

デジタル大辞泉 「宇宙状況監視」の意味・読み・例文・類語

うちゅうじょうきょう‐かんし〔ウチウジヤウキヤウ‐〕【宇宙状況監視】

宇宙空間の安定的な利用宇宙環境変動による災害等のリスク低減を目的として、スペースデブリ宇宙ゴミ)や各国人工衛星監視宇宙天気予測地球近傍天体観測などを行うこと。また、その結果を周知すること。宇宙状況認識SSA(Space Situational Awareness)。

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共同通信ニュース用語解説 「宇宙状況監視」の解説

宇宙状況監視(SSA)

地球の周りにある人工衛星や、役目を終えた衛星やロケット部品からなる「宇宙ごみ(デブリ)」を把握する活動。監視衛星や地上レーダーを使って行う。軌道上には軍民の通信などに不可欠な衛星が周回しているが、陸海空といった従来の安全保障空間のような国際ルールの整備が課題。民間企業の宇宙開発が進むにつれて渋滞が発生して衛星同士の衝突が起きることなどが懸念され、SSAは安定的な宇宙利用の基盤と位置付けられている。(共同)

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