私信(読み)シシン

デジタル大辞泉 「私信」の意味・読み・例文・類語

し‐しん【私信】

私用通信。個人的な手紙
内密の知らせ。内報
[類語]手紙書簡書信書状書面紙面信書私書しょ一書手書親書手簡書札しょさつ尺牘せきとく書牘しょとく雁書がんしょ雁信がんしん消息便りふみ玉章たまずさレター封書はがき絵はがき郵便

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精選版 日本国語大辞典 「私信」の意味・読み・例文・類語

し‐しん【私信】

  1. 〘 名詞 〙 私用の手紙。個人的用件の手紙。また、内密の通信。
    1. [初出の実例]「活版刷の葉書、私信、新聞紙上の広告欄を見れば」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉三)

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世界大百科事典(旧版)内の私信の言及

【手紙】より

…手紙は近世になって一般に用いられた用語で,本来文字としては,文,書,状,柬(かん),箋(せん),簡,牘,札,信などがあり,原義により微妙な異同があるが,これらの組合せで,現在流通している〈てがみ〉を指示する。手には,手習い(習字)のように,筆の跡,筆跡の意味もあり,また手みずからの意味を合わせて,手簡(しゆかん),手書(しゆしよ),あるいは真実吐露の意味,まこと,しるしをも示して,書信といい,ことさら私的内容を強調して私信ともいう。いずれも音信(おとずれ),たよりを意味し,故事より雅言として,鯉素(りそ),雁札(がんさつ)ともいう。…

※「私信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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