室の木古墳(読み)むろのきこふん

世界大百科事典 第2版の解説

むろのきこふん【室の木古墳】

横浜市磯子区久木町(旧,磯子区浜)に所在した円墳。堀割川が磯子の海にそそぐ川口に近い右岸の,丘陵寄り沖積地上に立地していた。1933年に宅地工事が行われた際,石室が露出し,唐草文ハート形の杏葉(ぎようよう)を出土した古墳として著名である。工事によって破壊されたため詳細については不明であるが,石野瑛の報告によると,当時の墳丘径約30m,高さ約2.4m。主体部は凝灰岩切石をもって築かれた横穴式石室で,奥行約2m,幅約2m,残存高約1.7mを測る。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

ABM

弾道ミサイル迎撃ミサイル。大陸間弾道ミサイルICBMや潜水艦発射弾道ミサイルSLBMを早期に発見・識別し,これを撃破するミサイル。大気圏外で迎撃するものと,おとりなどの識別が可能となる大気圏内で迎撃す...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android